生徒の活動レポート

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中1が1日校外研修で鎌倉へ行きました。 2023年05月18日

 5月8日、9日の2日間に日程を分けて、中学1年生8クラスは鎌倉校外研修を実施しました。入学しておよそ1か月で行われるこの研修では、クラスメイトとの親睦を深め、さらに友人関係を広めていくことを目的にしています。

 朝、学校からバスに乗車した生徒たちは、鶴岡八幡宮を参拝しました。公卿が源実朝を討つ際に身を隠していたとされる大銀杏は、13年前に台風の被害に遭いましたが、現在は新たに青々とした葉でおおわれています。生徒たちは長い年月を過ごした巨大な幹と、新たな芽吹きに、感動しているようでした。また、参拝だけでなく、周辺や裏山も探検しました。自然の豊かさや八幡宮から見る若宮大路、そして鎌倉の海の景色に、目を奪われていました。

 新江ノ島水族館では、海の生き物に関するミッションを考えながら見学しました。相模湾や太平洋を模した大水槽では、雄大な景色や解説に、思わず足を止めて夢中になっていました。クラゲの研究で有名なこの水族館では、クラゲだけの特別展示「ファンタジーホール」が人気です。バスガイドさんから「ミズクラゲの花柄に見える部分はね…」と教えてもらっていた生徒たちは、じっと観察していました。
 そして、最後の目玉スポットはやはりイルカショーです。ここでは、餌を使わずにイルカと心を通わせる「トリーター」の皆さんたちの生物に対する姿勢に、生徒たちも感動していました。
 水族館からは直接鎌倉の海に出ることができます。「海岸の気になったものを拾ってみよう」というミッションに取り組んだ生徒たちは、貝殻や砂はもちろん、ペットボトルキャップやビニールゴミも回収しました。

 鎌倉と言えば家族旅行などで訪れることの多いスポットですが、クラスメイトとともに様々なミッションを考えながら散策することで、新たな「鎌倉」を知ることもでき、多角的な視点や興味・関心を持つことも、今回の研修の醍醐味です。
 そして、今回持ち帰った「海岸で気になったもの」や、ミッションを通して生徒たちが考えたことは、中学1年生の総合的学習の時間「未来デザイン」でより深めていきます。その様子は改めてお届けいたします!

生徒の感想

 イルカショーで、トリーターとイルカが楽しそうに触れ合っているのを見て、同じ哺乳類なのだな、不思議だなと感じました。最前列で、水がすごくかかったけど、とても楽しかったです。えのすいトリーターとイルカのように、私も生きものや友達と通じ合えたらいいな、と思いました。

生徒の感想

 鶴岡八幡宮では、本殿に行く階段から3つの鳥居が見えて、「敵が入ってきてもすぐわかるな」と思いました。建物や地形から、戦いや守りにとても効果的な存在なのかもしれないと感じました。昔の人はそういうことも考えて建築してるのかなと思いました。途中の橋にハトがたくさんいて、びっくりしました。白色のハトがいたので、幸運でも起きるかなと思いました!ミッションを達成しながら、グループのメンバーと鶴岡八幡宮の秘密を探ったことが、楽しかったです!

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