校長室の窓から

トップ > 校長室の窓から > 2018年度 > 新年を迎えて

新年を迎えて 2019年01月11日

 新しい年、平成31年を迎えました。
 これからの一年、みなさんにはどんな活躍、飛躍があるのでしょう。志高いみなさんは、新しい年を迎えて新たな、また、これからも継続していく実践に向けた夢、目標を確認したことでしょう。
 今年は実践女子学園、創立120周年の年です。明治維新を経て、新たな日本を築いていくため、その新時代に生きる日本女性としての教養と自覚を高め、生活改善を図るという目的を実現する一歩として、明治32年(1899年)に下田歌子先生は実践女学校及び女子工芸学校を設立されました。伝統ある世界を見据えた女子教育の実践は、世界を見据えながら、地に足をつけた学力と教養に裏打ちされた実践力の育成です。そして、これからのグローバル社会にあっては課題克服のための「探究力」を培い、一人ひとりがもつそれぞれの違った良さと経験を活かして、信頼を得ながら、ともに協力することです。
 ところで、正月の年賀状も便りの一つですね。実は、この「便り」も人に頼るの「頼り」も、もともとは、手足の「手」と家に寄るなどの「寄る」を重ねた「手寄り」だったといいます。人は、頼りになる人を手繰り寄せたいと思うのですね。そして、手紙の「便り」も、使い、使者、そのもののことを言っていたものが、次第に手紙のことをさすように変化していったのだといいます。人の絆、つながりは大切にしたいものです。
 さて、今年の1月2日、私は、箱根湯元で、必死に一歩ずつ、懸命に走る箱根駅伝の選手を応援してきました。応援しながら、チームの、そして、自分の課題をしっかり見据え、自分の役割を必死に果たし遂げようとする選手の姿に感動し、元気をもらいました。
 みなさん一人一人が、これからも課題に誠実に向き合い、学習や行事の中で頼られたり、頼ったりする人間関係を築いていって欲しいと思います。発言と行動には責任が伴います。しかし、失敗ばかりを恐れていたのでは、それこそ前に踏み出せません。頼られる人材として、信頼に向けて、自らを振り返り、年末にも話したように、より良い行動、発言、表現へと改善していくための、マネジメントサイクル(PDCA)を駆使して、自信も得ていきましょう。
 年頭にあたり、益々みなさんのこれからの信頼を得ていく姿が楽しみでなりません。期待しています。