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新たなスタートを元気よく 2017年10月02日

 平成29年度後期が始まりました。
 前期に立てた目標を振り返り、場合によっては新たな目標を掲げて生活をスタートしましょう。さて、中学校は週末に運動会です。そして、中学校高等学校合同で、今月28・29日は、ときわ祭です。自分の得意なところを思う存分発揮して、友人、仲間と協力して、来校者のみなさんをお迎えしましょう。不得意なところもあるのが人間です。不得意なところは克服に様々な工夫や努力をしながら、友人、仲間に助けてもらいましょう。チームみんなで協力して達成した経験は何よりの成長へとつながっていきます。
 
 さて、「今日は元気をもらった」、そんな言葉があります。被災地を訪れて励ますつもりが、逆に、出会った方々の本当に言葉で言い尽くせない様々な試練を知り、その試練を超えて逞しく生きている姿から、今の生活を振り返って生活を改めようと思ったり、自らも毎日の生活を大切に努力しようと思ったりします。
 私は昨年も東日本大震災の被災地を訪れましたが、復興は進んでいるところもありますが、まだまだのところが多くあります。試練は、まだまだ続いています。被災地を支援している人が、「とにかく現地を見て欲しい。そこで暮らす人々の声を聞いて欲しい。」と言っていました。人に話を聞いてもらうことでつらい試練が少し和らぐこともあると言います。人の痛みを知って、また、自分が痛みを知って、初めて人に優しく、幸せの本当の意味を知ることもできると思います。
 そこで、もう一度、「元気」について考えてみましょう。「元気」とは何でしょう。普段使っている言葉を改めて聞かれて、意外と答えられないことは沢山あります。「元気」、それは、天地に広がっている、万物が生まれ育つ根本となる精気のことを言うそうです。では、その精気とは何でしょう。「精気」とは、生命を活動させるもとになる力のことだそうです。つまり、「元気」は、命の源、そして、人間では、気力など、生きるために必要な様々な力のことになるのかもしれません。そういう意味では、みなさんの「元気」は、本当に一人ひとり違うのです。自らを奮い立たせるのが「元気」ですから、それに当たるみなさん一人ひとりがもつ「夢」、自己の「有用感」「自尊感情」「自己肯定感」もそれぞれ違います。人から認められ、そんな「励まし」に支えられながら、目標をもって生きる勇気も時には必要です。そして、勇気にはちょっとした「自信」も必要です。「自信」は一朝一夕にできるものではありません。地道な継続があって育まれるものです。継続も大きな力です。継続して培った力を必要としてくれる人が出てくるからです。そこで、「一つのことを、十年は続けてみよう。」という人もいます。まずは、続けてみようというものを、身近なところから見つけて、踏み出してみましょう。先ずは3日やって、少し諦めそうになったら、とりあえずは今日だけはまたやってみようと考えましょう。3日がいつの間にか続いて10年になっていたりします。
 そして、私にとって、みなさんと交わす、朝の「爽やかな挨拶」も「大きな元気」です。後期も「元気」な健康な生活を朝の「挨拶」からはじめていきましょう。新たな元気のために、友人が継続していること、努力していることをお互いに応援していきましょう。