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若い情熱と努力の継続を 2017年09月01日

 夏季休業日が終わりました。朝晩の気温も下がり、少しずつ秋が深まっているようです。
生徒のみなさんには、夏季休業日を活用して、沢山の「本物」や「人の思い」に出会い、それにより、自らの発言、行動が変わっていく喜びを感じて欲しいとメッセージを送りました。この夏、学習、クラブ活動、そして、ときわ祭の準備等、自分の目標を確認しながら、いろいろなチャレンジをしたと思います。そして、これからのときわ祭などで新たに発見した自分を育てていけば、きっとみなさんの実りも豊かになることでしょう。私は、みなさんのバイタリティーはすばらしいと思っています。今一度、深まる秋の中で、自分の成長を確かめてください。自分をしっかり振り返り、志、夢、希望、そして、目標を見つめてください。
 そこで、みなさん一人ひとりにその「抱負」を聞きたいところです。「抱負」の「抱」は、「かかえる、いだく」として使い、腕に抱えたり、抱きかかえたり、持ったりすることです。また、「負」は、おう、おぶさるという意味があります。これから長い人生を歩むみなさんは、様々なものを抱えたり背負ったりしていくことになると思います。その抱えたり背負ったりしていくものをこれからどう捉えていくのかということが、とても大切なことだと思うのです。
 ドイツで活躍しているあるサッカー選手の好きな言葉が、「意識が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、運命が変わる。」であることを雑誌で見たことがあります。それは、試合に出られないとき、自分が試合で使ってもらえないことを監督のせいにして腐っていても、状況が変わらないことに、自分で気がついたというのです。自分の意識が変わることで、努力を続け、そのことで状況は変わっていくことに気がついたのです。つまり、「抱負」を単に背負うものとして考えるのではなく、自分に課せられた使命や困難などとして考え直したりして、それを乗り越えて成長していく。そのことで、将来の「希望」「夢」の実現につなげていくということです。ものは、考えようです。自らが現状を「前向き」に考えるのか、「後ろ向き」に考えるかで、その後の生活が大きく変わっていきます。「ピンチ」が「チャンス」ともよく言います。「抱負」という言葉は、現在は「希望」「夢」として使われています。「希望」「夢」に向けて、意識を変えて、ひたむきな若い努力をこれからも重ねていってほしいと思います。
 皆さんが自分も含めて家族や仲間、そして、多くの人の幸せを真剣に考えながら、この実践女子学園で学習や体験、人との出会いを大切にしながら、自信をもって、将来、どんな生き方をしていくのか、その「志」をイメージしてください。夢をあきらめない。自分も人も大切にする。そして、自分の生き方は自分で責任をもつ。皆さんに期待しています。 
そして、是非とも、感謝とともに、「若い情熱と努力の継続」、チャレンジする勇気を持ち続けて一歩一歩進んでいってください。